日本ハム・大海 高3以来の最重量85キロでシーズンインへ 侍投手陣の速球見て刺激

[ 2022年11月16日 06:00 ]

日本ハムの伊藤
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 速球仕様の肉体で3年目に挑む。千葉・鎌ケ谷で秋季練習に参加する伊藤が、プロ入り最重量となる85キロでシーズンインすることを明かした。「重たい物体が移動して出す出力と、軽い物体が移動して出す出力では全然違うので」と、増量に乗り出すことを決めた。

 侍ジャパンの投手陣に刺激を受けた。今月10日まで参加した強化試合で、各球団のエース級の速球を目の当たりにした。今季、伊藤の直球の平均球速は146キロで「昨季より2、3キロ落ちた。抑える投手は平均150キロを超えてくるので、そこを目指したい」と大台を見据えた。

 駒大苫小牧3年時に85キロまで増量も、プロ入り後は80キロ前後をキープしてきた。増量の不安はあるが「平均球速を上げるためにはまずそこ(体重)かな。いきなり増量するのはやったことはないが、やることに価値がある」。3年目からは一人暮らしもスタートする。食事に気を使い、剛腕ボディーをつくり上げる。(清藤 駿太)

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2022年11月16日のニュース