巨人・元木ヘッド 9回に送りバント失敗の吉川は「まあ、ミスですよ」 直接、声かけ「バントだよって」

[ 2022年5月21日 18:26 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2022年5月21日    甲子園 )

<神・巨>9回無死一、二塁、吉川尚は犠打を失敗する(撮影・平嶋 理子)
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 巨人は最終回の反撃も1点及ばず、連勝が4でストップ。ヤクルトが勝ったため、2週間ぶりの首位再浮上から一夜で再び陥落となった。

 0―2で迎えた9回、3番手左腕・岩崎から代打・増田陸と丸の連打で無死一、二塁とし、3連打目となるウォーカーの中前適時打で1点を返して1点差。ここで打席に入ったのはセ・リーグ打率トップの3番・吉川だった。ベンチは吉川に送りバントを指示。だが、初球からバントの構えを見せた吉川は見逃し、ファウル、ファウルで3バント失敗。主砲・岡本和は二ゴロに倒れて2死となった。ここで9試合連続安打としていた5番・ポランコの代打に出た中田はしぶとく四球を選んで満塁。だが、増田大の代打・北村が2球目を打って遊ゴロで試合終了、あと1点及ばなかった。

 試合後、巨人の元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)との一問一答は以下の通り。

 ――吉川のバント失敗が大きかったように

 「まあ、ミスですよ」

 ――バントさせたのは、まずは同点にと

 「そうだね。同点にしないとね」

 ――元木ヘッドから吉川に直接声をかけていた

 「バントだよって」

 ――低めのスライダーだった

 「いいボール投げてたよね」

 ――首位打者でもバントをしないといけない状況が続いている

 「それはそうだよね」

 ――先発ウィルカーソンは3戦目だが

 「いい投手だね。そんな簡単に打てる投手じゃないから。なんとかしなきゃいけないね」

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2022年5月21日のニュース