阪神・青柳「悔しい」反省もエースの意地見せた6回118球2失点 防御率リーグトップに

[ 2022年5月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-6巨人 ( 2022年5月20日    甲子園 )

<神・巨>6回1死二、三塁、岡本和に左前適時打を浴びる青柳(撮影・平嶋 理子)
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 青柳がエースのプライドを見せた。今季初の中5日で6回118球で2失点。先発としての責任を果たし、死闘につなげた。防御率1.33はリーグトップに再登場した。

 「初回から慎重に入ろうと思ったけど、丁寧に投げようとしたことで球数が多くなった。結果としてリズムをつくることができず、粘れなかったのが悔しい」。6回1死二、三塁で岡本和への内角勝負で許した左前適時打に唇をかんでも、後続の中島は13球勝負で見逃し三振、大城も空振り三振に斬って踏みとどまった。

 矢野監督も「食い止めてくれたし、あの後もベンチでずっと声を出してくれた。それは凄い」と改めて評価。来週の金曜日はロッテ・佐々木朗との投げ合いが濃厚で、剛球に最高の投球術で対抗する。 (鈴木 光)

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2022年5月21日のニュース