楽天、11連勝後に2勝8敗 石井監督は「ここを打破しないと、1年間勝ちきれない」

[ 2022年5月21日 18:10 ]

パ・リーグ   楽天0―6オリックス ( 2022年5月21日    楽天生命 )

<楽・オ>険しい表情の石井監督(撮影・尾崎 有希)
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 楽天が打線のテコ入れも実らず、今季初めて2戦連続の零敗を喫した。スタメンには開幕からオール1番の西川遙輝外野手(30)を2番に、同じく全試合3番の浅村栄斗内野手(31)を5番に置き、山本由伸投手(23)を迎え撃った。

 しかし2回1死二、三塁も後続が凡退するなど、新打順は機能せず。5回まで無得点も山本に104球を投げさせこの回限りで降板させたが、オリックスの継投策に封じ込められた。チームは11連勝後、2勝8敗と急失速している。

 ただ石井一久監督(48)は現状を冷静に把握しつつ、乗り越えるべき試練と捉えている。「今の(打線の)状態ははっきり言って最悪です。でも気持ちが折れているとか、あきらめは全くない。みんな何とかしよう、というところがある限りは、足元みて戦うべき」と話すと「ここを打破しないと、チームとして1年間勝ちきることはできない。大きい目標に向かって、苦労をみんなでしたい」と語気を強めた。

 あす22日はエース則本昂大投手(31)が先発予定。ますは連敗を止め、交流戦に臨む。

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2022年5月21日のニュース