阪神・ウィルカーソン「長坂さんの配球がすべて。彼の力は大きかった」4年ぶりスタメンの女房役に感激

[ 2022年5月21日 19:15 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2022年5月21日    甲子園 )

<神・巨>7回無失点と好投し、長坂(57)とハイタッチをするウィルカーソン(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 先発のウィルカーソンは、来日最長の7回を3安打無失点の快投で3勝目をマークした。

 序盤から安定感が際立ち、2個の併殺を奪うなど走者を背負っても慌てなかった。「全球種しっかり制球することができた」と振り返った右腕が感謝したのは2軍戦も含めて初バッテリーとなった長坂。4年ぶりのスタメン出場となった女房役に導かれ「長坂さんの配球がすべて。組んだのは初めてですし、(長坂は)初めてヒーローインタビューに立っていましたけど、すべてが初めての中で彼の配球は素晴らしかった」と称賛した。

 自身も米国ではマイナー暮らしが長かっただけに、18日に昇格したばかりの後輩の躍動に感激。「選手によっては下(マイナー)で活躍できても一個上のステージに上がった時に結果が出ない選手たちは多くいる。その中で彼は良いプレーをして、こういう風にヒーローになって。彼の力は大きかった」。他人事とは思えない背番号57の姿に最後まで優しい視線は変わらなかった。

続きを表示

2022年5月21日のニュース