中日・根尾の1軍初登板に立浪監督「最後1人、どうしても足りなかった」 今後は「また、あるかも」

[ 2022年5月21日 17:21 ]

セ・リーグ   中日1-10広島 ( 2022年5月21日    マツダ )

<広・中>8回に登板した根尾は無失点に抑える (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 中日の根尾昂外野手(22)が、21日の広島戦で1軍マウンドではプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた。

 点差の開いた1―10の8回に6番手で登板。先頭打者の坂倉に右前打を浴びたが、続く小園を右飛、磯村を中飛に退けると、最後は中村健を二ゴロにしとめ、役割を果たした。

 さらに9回には「4番・投手」でそのまま打席に立ち、一ゴロに倒れたが、「二刀流」でファンを魅了。セ・リーグで野手登録の選手が登板するのは20年8月6日に巨人・増田大輝内野手が阪神戦(甲子園)で2/3回を無失点に抑えて以来となった。

 試合後に立浪監督は「昨日もあれだけ投手が投げているので、最後1人、どうしても足りなかったので、きょうは投げさせました」と起用を説明。さらに「根尾に関しては、まだまだ基本、真っすぐとスライダーだけなので、真っすぐを狙われて、良い当たりされたり、ヒットも打たれましたけど、ただ、なかなか簡単に四球を出さなかったり、ストライクを投げられるというだけでも。投球練習とかはやっていたんですが、またこういう展開で投げることはあるかもしれないです」と説明した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月21日のニュース