阪神・矢野監督 続投方針に「応えたい気持ち強い」大人数会食には「認識の甘さあった」と謝罪

[ 2020年10月13日 17:30 ]

練習を見守る矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神の矢野燿大監督(51)は、来季の続投へ向けて前向きな姿勢を示した。前日12日、藤原崇起球団オーナー(68=阪神電鉄会長)は続投要請に関して「当然(続投)です」と明言。それを受け、練習前に取材に応じた同監督は「しっかり応えたいっていう思いはある。いつも(オーナーには)背中を押してもらうようなことを言ってもらってるので、その気持ちに応えたい気持ちは強い」と言葉に力を込めた。

 今季は残り24試合。首位・巨人の独走を許しているが「いまからのことも来年につながる。エラーの数も多いし、俺の采配も含めていろんなことがあるけど、挑戦して全員でやっていくことは一番大事にしたい」と続投となれば指揮3年目の来季に繋がる戦いをしていくことも宣言した。球団は今季終了後、正式に続投要請を行う。

 また、夏場の遠征で球団内規の「最大4人」を上回る大人数で会食していたとの一部報道に対しても対応。「球団の方には事前に相談して許可をもらっていたとはいえ、自覚の甘さと認識の甘さがあった。ファンの人を喜ばせたいと言ってるのに、今回の件でがっかりしたファンはいると思うし、申し訳ないと思っています。グラウンドでも、外でも監督としてのあり方を改めて見つめ直していきたい」と謝罪した。

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2020年10月13日のニュース