ロッテ・井上 劇打に涙止まらず「どうしても応えたくて、どうしても打ちたかった」

[ 2020年10月13日 22:16 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー3楽天 ( 2020年10月13日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>9回1死一塁、右中間を破るサヨナラ打を放った井上は号泣(撮影・長久保豊)
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 ロッテは9回に井上のサヨナラ打で楽天に4-3の逆転勝利。これで54勝のうち27度目の逆転勝ちとなった。

 3-3で迎えた9回1死一塁。この日、5番から7番に打順を下がった井上が打席に立った。ここまで3打席で2三振の無安打。「期待に応えられなくて、どうしても応えたくて、どうしても打ちたかった」と気持ちが入った4打席目。楽天の3番手・ブセニッツがカウント1ストライクから投じた外角低めのカットボール。「感触とかあまり覚えていない」という打球は右中間を破った。一塁走者の福田秀が俊足を飛ばして一気に本塁へ生還し、サヨナラを決めた。井上は二塁上で両手を挙げて喜び、ナインがベンチを飛び出して祝福すると井上は号泣した。

 ヒーローインタビューでも涙は止まらなかった。「ここで打ててよかった」と、本拠地でファンに勝利を届けられたことを喜び「最終的にこうした形で勝てるように頑張っていく」と涙ながらに誓う井上の姿にファンも涙が止まらなかった。

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