ドラ1候補の中大・牧が適時打に盗塁、ドラフト前最後の公式戦に4球団スカウト

東都大学野球第1週第2回戦   東洋大7―2中大 （ 2020年10月13日    神宮 ）

＜東都大学野球　東洋大・中大＞8回無死、左前安打を放つ中大・牧（撮影・郡司　修）
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　ドラフト1位候補に挙がる中大・牧はドラフト前最後の公式戦となる東洋大戦に「4番・二塁」で先発し、2打数2安打1打点。視察した4球団スカウトに最後のアピールをした。

　5点を追う初回、2死三塁で低めの146キロ直球を右前に弾き返す適時打を放つと、第2打席は四球で出塁し、6番・北村の犠飛で生還。第3打席は四球で出塁後に盗塁成功。第4打席は左前打を放った。同じくドラフト1位候補に挙がる五十幡は「1番・中堅」で4打数無安打だった。

　初回に5点を許した中大は牧の活躍で一時は点差を縮めたが、好機で一本が出ず、東洋大に今秋リーグ初勝利を献上した。