阪神・藤浪 今後も中継ぎ継続 金村コーチ「いい状態を保ってくれている」

[ 2020年10月13日 05:30 ]

今後も中継ぎ起用となる阪神・藤浪

 ブルペンに両左腕が戻ってきても、160キロコンビは健在だ。コロナ禍で離脱していた岩崎と岩貞の復帰を受けて、阪神・金村投手コーチは不在の間に急きょブルペン補充へ回った藤浪について今後も中継ぎ起用を継続する方針を明言した。

 「いま現在は中継ぎとして、あまり間隔を空けないで登板できている中で、いい状態を保ってくれている。現状は中継ぎとしてやってもらおうと考えています」

 藤浪は先月25日に岩貞らと入れ替わる形で緊急昇格して以降、すべて中継ぎで8試合に投げて0勝1敗4ホールド、防御率3・86を残した。先発時と違って体力温存を考えず、自己最速160キロの速球を連発。最速161キロを誇る守護神・スアレスとの“160キロコンビ”で支えてきた。

 「チームの勝ちを背負って厳しい部分を投げて、いい経験にしたいし、チームの勝ちにつながるような投球をしたい」と語る新境地。より盤石となったブルペンで存在感が薄れることはない。(田中 想乃)

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2020年10月13日のニュース