中日・勝野 2失点好投で貯金1貢献 重圧も「自分のピッチングをしようと」

[ 2020年10月13日 21:44 ]

セ・リーグ   中日4―2阪神 ( 2020年10月13日    ナゴヤD )

<中・神>勝ち星を挙げ、最後を締めたR・マルティネス(右)からウイニングボールを受け取る勝野(撮影・椎名 航)
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 中日の先発・勝野は6回2失点で4勝目。チームの貯金生活がかかった一戦で好投し「すごく大事な試合。プレッシャーはあったが、考えずにしっかり自分のピッチングをしようと思った」と振り返った。

 初回2死三塁から大山に内角直球を狙われ、いきなり先制2ランを被弾。それでも「いいボールを投げて打たれてしまった。力負けと切り替えた」と引きずらなかった。

 2回以降は阪神打線を散発3安打に封じ、4―2の6回2死三塁はサンズを空振り三振。暴投と失策で三塁まで走者を進めたものの「ランナーが三塁にいたので、走られることはない。クイックでバランスを崩していたので、足を上げて投げられたのが良かった」とピンチをチャンスに代え、無失点で切り抜けた。

 これまでプロ4勝はすべてヤクルト戦で、他の4球団から白星を挙げるのは初めて。4勝4敗の右腕は「自分の勝利数を多くする」とさらなる白星の上積みを誓った。

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2020年10月13日のニュース