巨人・菅野、セ界新の開幕14連勝ならず 5位広島に4回まで4失点、6回119球で降板

[ 2020年10月13日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2020年10月13日    東京D )

<巨・広>4回無死一塁、鈴木誠に四球を出し悔しそうな表情の菅野(撮影・木村 揚輔)
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 開幕13連勝中の巨人・菅野智之投手(31)が広島戦(東京D)で4回までに4点を失い、6回7安打4失点で降板。セ・リーグ新記録となる開幕14連勝はならなかった。

 11日に誕生日を迎えて31歳での初登板となった菅野だったが、苦しいマウンドとなった。ドラフト2位ルーキー宇草にいきなり右前打を許した初回は田中広を三振、続く鈴木誠を二ゴロ併殺打に仕留めて無失点に抑えたが、2回には先頭・松山を右翼線二塁打で塁に出し、対戦打率通算4割超えと相性の悪い西川にも右前打されて無死一、三塁とされると、坂倉の二ゴロ併殺打の間にまずは1点先制を許した。

 そして0―1で迎えた4回にはまたしても先頭・田中広に右前打で出塁を許し、鈴木誠を四球で歩かせ無死一、二塁とピンチを広げ、松山に中前適時打されて2失点目。1死後、坂倉の併殺打性の一ゴロが遊撃手・坂本の一塁悪送球を誘って3点目を失うと、続く菊池涼には右翼線に適時三塁打されて4失点となった。

 5回までで101球を投げた菅野だったが、0―4で迎えたその裏、2死一塁で回った打席にもスタンドからの大きな拍手を受けながら入って続投。6回にも2死から菊池涼に中前打されたが失点は許さず、6回を投げ切って降板となった。

 菅野の投球内容は6回で打者26人に対して119球を投げ、7安打4失点。5三振を奪い、与えた四球は2つだった。

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2020年10月13日のニュース