いつか大記録を! オリックス・由伸 連続イニング無失点「31」でストップも、夢ある22歳

[ 2020年10月13日 19:40 ]

パ・リーグ   オリックス―ソフトバンク ( 2020年10月13日    京セラドーム )

<オリックス・ソフトバンク22>3回、笑顔を見せる山本(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 オリックスの山本由伸投手(22)は、先発した13日のソフトバンク戦で4試合ぶりに失点し、連続イニング無失点記録が「31」でストップした。9月15日の楽天戦の3回から、4試合をまたいで29イニング連続無失点中だったが、同戦の3回に周東に適時三塁打を浴びて、記録はストップした。

 連続イニング無失点のパ・リーグ記録は、1959年に杉浦忠(南海)が達成した54回2/3で、プロ野球記録は1958年の金田正一(国鉄)の64回1/3。オリックスの球団記録は、1964年の米田哲也(阪急)の37回1/3で、山本の更新はならなかった。

 近年の記録では、2011年にダルビッシュ(日本ハム)が46回を達成し、パ・リーグ2位。2015年の大谷(日本ハム)は35回でパ・リーグ12位タイ、2013年の千賀(ソフトバンク)が34回1/3と続いており、オリックスでは金子が2011年に34回を達成している。

 今回は記録に届かなかった山本だが、入団4年目で8月に22歳になったばかり。チャンスはまだまだありそうだ。

続きを表示

2020年10月13日のニュース