巨人　丸、ウィーラー弾も…「打ち気」そらされ連勝ストップ

セ・リーグ   巨人2－3DeNA （ 2020年7月29日    東京D ）

＜巨・D＞6回無死、右越えにソロ本塁打を放つ丸（投手・浜口）（撮影・吉田　剛）
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　巨人はあと1点及ばず、連勝が2でストップ。原監督は「スコアリングポジションであと一本が出なかった」と総括した。

　6回に丸とウィーラーのソロで反撃したが、序盤は浜口にてこずった。「腕の振りも良かった。メリハリの利いたところでチェンジアップとね」と指揮官。好機での「打ち気」を逆手に取られたことが要因の一つ。2回1死満塁では炭谷が二ゴロ併殺、チーム初安打が出た5回は2死二塁で北村が空振り三振。共にチェンジアップで打ち気をそらされた。元木ヘッドコーチも「打たされてしまった」と振り返った。

　浜口降板後の6、7、8回を含めて5イニングで得点圏に走者を進めた。左腕対策でスタメン8人が右打者。ウィーラーの途中二塁起用や、矢継ぎ早の代打、代走策で追い詰めただけに「あと一本」だった。（神田　佑）