広島 K・ジョンソン“5度目の正直”へ6回2失点、今季初勝利の権利を持って降板も菊池保打たれて消滅

[ 2020年7月30日 20:11 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2020年7月30日    マツダ )

<広・中>6回2失点の好投を見せた広島先発のK・ジョンソン(撮影・奥 調)
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 広島のクリス・ジョンソン投手(35)が今季初勝利をかけて中日戦(マツダ)で5度目の先発登板。6回6安打2失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板したが、2番手・菊池保が7回に追いつかれて白星が消えた。

 来日1年目の2015年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、広島が25年ぶりに優勝した2016年には15勝をマークして沢村賞も獲得しているK・ジョンソン。今季は開幕から4試合で0勝3敗、防御率5・73の不調で登録を抹消され、この日は登録即先発となった。

 5回5失点で敗戦投手となった15日の巨人戦(マツダ)以来となる1軍マウンド。初回、2回とともに3者凡退に仕留めて好発進したK・ジョンソンは3回に3安打を集中されて1点先制を許したが、味方打線がすかさず援護した。失点した直後の3回、西川の2号ソロで同点。K・ジョンソンは直後の4回に勝ち越しを許したものの、その裏、堂林が7号3ランを放って逆転に成功した。

 その後は失点を許さず、6回を投げ切って降板。投球内容は6回で打者25人に対して95球を投げ、6安打2失点。1三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 勝利投手の権利を持って降板したK・ジョンソンだったが、7回から2番手として登板した菊池保が連打と四球で無死満塁のピンチを招き、2死までこぎ着けたものの、ビシエドに中前2点適時打されて同点。今季初勝利が消滅した。

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2020年7月30日のニュース