DeNA逆転2連勝!大貫が初G斬り3勝 倉本V打&宮崎が6号特大2ラン 巨人は岡本看板直撃弾も空砲

[ 2020年7月30日 21:16 ]

セ・リーグ   DeNA4-2巨人 ( 2020年7月30日    東京D )

<巨・D>9回1死一塁、左越え2ランを放つ宮崎(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは30日、6投手継投で終盤のピンチをしのぎ、巨人に4―2で勝利。7回倉本の勝ち越し打、9回宮崎に6号2ランが飛び出すなど終盤の攻勢で2連勝とし、勝率を5割に戻した。

 6回まで巨人先発・メルセデスに2安打に封じられる我慢の展開。だが、1-0で迎えた7回2死から5番・ロペスに左前打が飛び出すと、続く宮崎が四球を選び一、二塁に。この好機で代打・嶺井が左前適時打を放ち同点に追いつくと、続く8番・倉本が勝ち越しの右前適時打。逆転に成功しメルセデスをマウンドから引きずり降ろした。

 投げては先発・大貫が6回6安打1失点で今季3勝目。走者を背負いながらも勝負どころを抑え、巨人戦初勝利となった。前日の同戦で、17年5月14日阪神戦以来3年ぶりの中継ぎマウンドに上がった山崎がこの日も7回に登場。坂本に安打、4番・岡本に四球を許し、2死一、二塁としたところで降板し、3番手・エスコバーが無失点に抑えた。

 5番手・石田が8回無死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けると、打線も奮起。2-1の9回、ロペスが内野安打で出塁し1死一塁とすると、6番・宮崎が左翼スタンド上段へ運ぶ特大6号2ランを放ち、勝利を決定づけた。

 巨人は打線がつながらず2連敗。先発・メルセデスが6回2/3を5安打2失点の粘投も援護がなかった。6回まで相手打線をわずか2安打に封じる無失点投球を披露したが、7回2死から2点を失い降板。打線も得点圏に走者を進めながらもあと一打及ばなかった。6回2死からパーラの三塁打、吉川尚の頭から滑り込む適時内野安打で待望の先制点を挙げたが、8回の無死二、三塁の絶好機にはチャンスをつぶし、9回に3番手・田中豊が被弾。最終回に2死から4番・岡本が左翼看板直撃の13号ソロを放ったが反撃及ばず、11、12日ヤクルト戦以来今季2度目の同一カード2連敗を喫した。

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