中日追いつきドロー ビシエド同点打に救援陣無失点リレー、高卒新人ともに安打で指揮官高評価

[ 2020年7月30日 22:46 ]

セ・リーグ   中日4―4広島 ( 2020年7月30日    マツダ )

<広・中>7回2死満塁、ビシエドは中前に同点となる2点適時打を放つ (撮影・奥 調)
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 中日は7回に同点に追いつくと、救援陣が無失点リレーで粘り今季2度目の引き分けに持ち込んだ。

 2―4の7回、先頭で打席に立った代打の岡林が右前にプロ初安打。ルーキーの一打をきっかけに2死満塁の好機からビシエドが中前へ2点打を放ち、同点とした。

 その裏からは福、祖父江、R・マルティネス、岡田が必死の継投。広島打線に点を与えず、与田監督も「よく追いついてくれたし、少ないチャンスを投打ともにものにしてくれた」とねぎらった。

 プロ入り初の1番で起用された福田が3回2死二塁から先制の中前適時打を放つなど、荒療治とも言える打順の組み替えも奏功。指揮官は福田の1番起用を「ゲームが始まって長打のあるバッターと対峙する。相手バッテリーに与える影響も含めてね」と説明し「今日は良い結果になった」とうなずいた。

 さらにドラフト1位・石川昂と同5位・岡林が高卒新人野手として2リーグ制以降では初めて同じ試合で安打を放ち「高卒からルーキーで今、1軍にいるわけですからね。高い評価をしてますよ」と与田監督。若竜の活躍もあり、勝ちに匹敵する引き分けをもぎ取った。

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