日本ハム・宮西 700試合登板到達 史上17人目「誇りに思う。1人出して抑えたのが自分らしい」

[ 2020年7月30日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6-2オリックス ( 2020年7月29日    札幌D )

<日・オ>通算700試合登板を達成した宮西はボードを手にガッツポーズ(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・宮西がプロ野球史上17人目となる通算700試合登板に到達。チームの今季2度目の2連勝に貢献した左腕は「700回もマウンドに立てたことは誇りに思う。(3者凡退ではなく)1人出して抑えたのが自分らしい」と笑った。

 2点リードの8回。1死二塁の場面で、バックネット裏にある放送席から実況の声がマウンドまで届いていたため、声量を抑えるように要請。投球以外でも細心の注意を払い、続く2人を冷静に仕留め「早くコロナが落ち着いてファンの応援がある中でできることを望んでいる」と笑った。

 目標は最多登板記録を持つ岩瀬仁紀(中日)の1002試合。「目標にしていたけど、偉大だからこそ口にできなくなってきた」。今後も一試一試合積み重ねていく。(東尾 洋樹)

 ○…宮西(日)が29日のオリックス戦で通算700試合登板を達成した。プロ野球17人目。初登板は08年3月25日の西武戦。35歳1カ月での達成は62年金田正一(国鉄)の28歳11カ月を筆頭に8番目の年少記録。また、全て救援での700試合登板達成は五十嵐亮太(ヤ=822試合)に次ぎ史上2人目となった。

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