巨人、悪夢の4回 今季初の1イニング8失点 投手陣炎上

[ 2017年9月19日 19:49 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2017年9月19日    ナゴヤD )

<中・巨>3回、松井佑に2ランを打たれ首をひねりながら引きあげる吉川光
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 巨人の吉川光夫投手(29)が中日24回戦(ナゴヤD)に先発登板。連続押し出しで2点を失うなど乱調で、4回途中7失点降板した。

 同率3位のDeNAはこの日試合がなく、5位チーム相手に勝って単独3位としたい巨人だったが、まさかの一方的な展開となった。吉川は3回、2死走者なしから近藤に安打を打たれると、続く3番・松井佑にフルカウントからの7球目、内角直球を左翼スタンドへ運ばれて2点先制を許すと、4回には悪夢が待っていた。

 無死一、三塁から高橋の右翼線二塁打で1点を失うと、8番の武山を四球で歩かせて満塁。続いて相手先発投手の小笠原が打席に入ったが、1球目に空振りを取った後は4球連続ボールで押し出した。さらに1番・京田にもストレートの四球を与え、連続押し出し。ここで投手交代となった。

 だが、2番手・田原がマウンドへ上がっても中日に傾いた流れは変わらなかった。田原は1死を取った後で松井佑に2打席連続アーチとなる満塁弾を浴びると、続くゲレーロにも外角直球を左翼スタンドへ運ばれ、3点を失った。

 吉川光の投球内容は3回0/3で打者19人に対して78球を投げ、5安打5四球で7失点。田原も5回に打順が回ると代打・脇谷が送られて降板となったが、こちらは1回で打者7人に16球を投げて4安打3失点。巨人の1イニング8失点は今季初で、昨年5月7日の中日戦(東京D)以来1年4カ月ぶりとなった。

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