大リーグ機構 プイグの特製スパイクにNO!着用続ければ罰金も

[ 2016年7月27日 16:11 ]

ドジャースのヤシエル・プイグ外野手 (AP)

 ESPNなど米国の複数メディアは26日、大リーグ機構がドジャースのヤシエル・プイグ外野手(25)に対して罰金を科す可能性があると報じた。

 理由はプイグが試合で着用していた派手な特製スパイクで、その配色がリーグ規定に違反するとのこと。今後もこのようなスパイクを着用し続ければ、5000ドル(約53万円)の罰金を徴収するとの通達があったという。

 4日の独立記念日には米国国旗、その翌週には母国のキューバ国旗をあしらったスパイクは確かに周囲の目を引いた。デザインの派手さはその後もエスカレート。今季限りでの引退を表明しているドジャースの専属アナウンサー、ビン・スカリー氏の“トリビュートスパイク”なるものまで登場した。

 この“トリビュートスパイク”はオレンジと青のツートンカラー。かかとの部分にはスカリー氏の写真が、両サイドには「WIN FOR VIN(ビンのために勝つ)」と「#ITFDB」の文字が入っていた。「ITFDB」とはスカリー氏おなじみのフレーズ、「It’s time for Dodger Baseball(さあ、ドジャースの試合が始まりますよ)」の略。大リーグの公式ツイッターでは、写真を入れてこの特製スパイクを紹介していたが、お偉い様にとっては眉をひそめる代物だったようだ。

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2016年7月27日のニュース