【静岡】常葉菊川12点大勝で3年ぶり夏切符 栗原が高校通算48号

[ 2016年7月27日 14:57 ]

第98回全国高校野球選手権静岡大会決勝 常葉菊川12―0袋井

(7月27日 草薙)
 第98回全国高校野球選手権静岡大会決勝が27日、草薙球場で行われ、常葉菊川が袋井を12―0で破り、3年ぶり5度目の夏の甲子園行きを決めた。

 常葉菊川は初回、先頭打者のプロ注目スラッガー・栗原が袋井先発・稲垣の初球を強振、高校通算48本目となる本塁打を右中間スタンドに叩き込んだ。常葉菊川はこの回さらに3点を追加。3回にも連打と相手の守備の乱れで2点を挙げた。

 袋井は4回から2番手・加藤稜が登板。しかし常葉菊川の勢いは止まらず、2死二、三塁から四番・米沢が適時内野安打、さらに一、三塁として5番・坂本が2打席連続となる適時打を放ってリードを広げた。

 常葉菊川は7回1死一、三塁からけん制悪送球で1点、1死二塁となって栗原の適時打でさらに1点を加えた。ここで袋井は三番手・杉山をマウンドに送ったが、常葉菊川の強力打線を抑えることはできず、この回さらに1点、8回にも1点を献上した。

 常葉菊川の先発・落合は大量援護に守られ、袋井打線を完封した。

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2016年7月27日のニュース