阪神・原口 攻守で躍動「これからいくぞというのを示せた」

[ 2016年7月27日 08:20 ]

<神・ヤ>4回1死一塁、原口は右線二塁打を放つ

セ・リーグ 阪神5―3ヤクルト

(7月26日 甲子園)
 阪神・原口が攻守両面で躍動した。持ち味の打撃では4回1死一塁で迎えた第2打席に石川のシュートを振り抜き、右翼線ギリギリに落ちる二塁打で好機拡大。一挙3得点の同点劇につなげた。

 同点の8回に迎えた第4打席も1死から左前打で直後のゴメスの決勝2ランを演出。3安打した24日の広島戦(マツダ)に続くマルチ安打を記録した。

 守りでも、バッテリーを組んだ同学年の岩貞を好リード。山田に初回被弾した後、2回以降は「緩急をうまく使っていくことができた」と追加点を与えることなく最後までマスクをかぶって勝利をかみしめた。「いつも通り(守備位置など)使われるところ関係なくやるだけ。これからいくぞというのをファンの方にも示せた」。チームの総意でもある、諦めない姿勢を体現した。

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2016年7月27日のニュース