日立製作所 遠いあと一本…創部100年目の初優勝ならず

[ 2016年7月27日 05:30 ]

<トヨタ自動車・日立製作所>優勝を逃し、がっくりの日立製作所ナイン

第87回都市対抗野球決勝 日立製作所0―4トヨタ自動車

(7月26日 東京D)
 日立製作所は創部100年目にして初めて決勝に進んだが、悲願の初優勝はかなわなかった。打線は佐竹から8安打を放ち、4度も得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ずに零敗。和久井勇人監督は「佐竹を攻略しきれなかったのが敗因。1点でも入っていればまた変わったと思う。銀メダルは32チームの中で一番悔しい」と唇をかんだ。

 三塁側から左翼席までオレンジ一色に染まり、ナインは大声援の中で戦い抜いた。先発で2回2失点の梅野は「最後は悔いが残った。精神的にも肉体的にも疲れがあった」と振り返ったが、最後は「来年につながる。次は自分の力で優勝に導きたい」と前を向いた。

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