メッツ守護神 初選出の球宴で登板なし 自軍指揮官の采配に不満

[ 2016年7月14日 10:46 ]

メッツのファミリア(右)は勝利後にコリンズ監督と握手する (AP)

 米国のニューヨーク・ポスト(電子版)は13日、メッツのジェリウス・ファミリア投手(26)が初選出されたオールスター戦で登板がなかったことについて不満を抱いていると報じた。

 メッツは12日に行なわれたオールスター戦にセスペデス、シンダーガード、コローン、そしてファミリアの4選手を送り込んだが、ナ・リーグの指揮を取ったコリンズ監督は自チームの選手を最後まで起用することはなかった。

 セスペデスとシンダーガードに関しては故障を抱えたためにその判断も理解できるが、コローンとファミリアに登板の機会が与えられなかったことは疑問。コリンズ監督はコローンは延長戦になった場合のためにとっておき、ファミリアについてはセーブがつく状況以外では投げさせないつもりでいたと釈明したが、今季メジャートップの31セーブを挙げている守護神は納得がいかなかったようだ。

 試合後、他の選手はメディアの取材に快く応じていたが、ファミリアだけは口を閉ざしていたとのこと。メッツのスポークスマンによると、同投手は登板機会がなかったので取材を拒否していたのだという。それでも、取材陣の粘りに負け、「別にガッカリはしていない。監督とはセーブのつく状況であれば投げるという話を事前にしていたからね」とコメントを残したが、これが本心であるかは定かではない。

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2016年7月14日のニュース