【徳島】池田 初戦突破 指揮官はセンバツVメンバー「あのプレーは非常に大きかった」

[ 2016年7月14日 22:04 ]

円陣でナインに指示を出す池田・井上監督(右から3人目)

第98回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 池田6―3海部

(7月14日 オロナミンC)
 1986年のセンバツ優勝メンバーで4月に新任した井上力監督(47)率いる徳島・池田が海部を6―3で下し、初戦を突破した。

 「あのプレーは非常に大きかったです」。指揮官が絶賛したのは1点を先制し、なおも2死一、二塁だった初回の攻撃。6番・森山瑛介外野手(3年)の打球は平凡な三ゴロだったが、二塁走者だった主将の増井大翔捕手(3年)が好スタートを切り、野選を誘った。

 「フルカウントになってセカンド、ショートがベースから離れたので、思い切ってスタートを切りました」。自動スタートの局面だったとはいえ、一瞬のスキをついたことで満塁に好機を拡大。続く西岡侑輝外野手(3年)の左中間を破る3点適時二塁打につながった。その4点が大きくモノを言い、逃げ切り。92年以来24年ぶりとなる夏の甲子園出場へ好発進した。

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