オコエ “ドラ1対決”でソフトB高橋から二塁打&三盗

[ 2016年7月14日 19:11 ]

<フレッシュオールスター ウ・イ>1回表、オコエは高橋(左)から中越え二塁打を放つ

フレッシュオールスター イースタン選抜6―1ウエスタン選抜

(7月14日 倉敷)
 フレッシュオールスターゲームが14日、岡山・倉敷マスカットスタジアムで行われ、注目のドラフト1位対決が実現した。イースタン選抜の先発はソフトバンクドラフト1位の高橋純平投手(19)。対するイースタン選抜の先頭打者は「1番・中堅」の楽天ドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)。

 初回、1ボール1ストライクからオコエは真ん中高めの145キロ直球を叩き、中越えの二塁打。シーズン途中から1軍に定着したオコエが、1軍登板のない右腕相手に貫禄を示した。さらにオコエは1死二塁から楽々と三塁盗塁に成功。後続が打ち取られ、先制のホームインはならなかったが、成長ぶりを見せつけた。

 高橋は初回の1イニングを1安打無失点で交代。4番の岡本(巨人)の時、自己最速の154キロをマークした。

 オコエは2回の第2打席でも1点を先制した2死一、三塁で阪神・青柳から中前にはじき返す適時打を放ち、2打数2安打とした。

 4回の第3打席は藤井(広島)の前に見逃し三振。6回の第4打席も遊ゴロ併殺に倒れたが、9回の第5打席で守屋(阪神)から中前打を放ち、5打数3安打1打点、1盗塁とした。

 試合後、優秀選手賞に輝いたオコエは「(高橋との第1打席は)真っすぐに自信を持っている投手。フルスイングで応えようと思いました」「(青柳との第2打席は)以前対戦した時にタイミングが合わなかったので、ノーステップで打った。勉強になるいい舞台だった」と充実感を漂わせた。
 

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