震災から5年…マー君 心は一つ「後世に伝えていくこと大事」

[ 2016年3月11日 05:30 ]

ヤンキースの田中

 ヤンキースの田中が、東日本大震災から5年を前に被災者への変わらぬ思いを口にした。

 「5年という月日がたちましたけど、継続的な支援活動が必要だと思うし、また僕自身そういった活動をこれからもできる限りやっていくことができればいい。まだまだ復興に向けて時間が必要。震災があったということを風化させてはいけないと思うし、後世に伝えていくことも大事」

 メジャー移籍後もオフには2年連続でチャリティーイベントに参加するなど、楽天時代から形を変えながらも支援活動を続けている。「プレーする姿を楽しみにしている方がいれば、そういった方々のためにも一つでも多く、活躍している姿を届けられるように頑張っていきたい」。遠く離れた米国に居ても心は一つ。2年連続で開幕投手を務めることが確実な田中は、被災地への思いを胸に刻みながら戦い続ける。 (タンパ・東尾 洋樹)

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2016年3月11日のニュース