高校後輩の不祥事に馳文科相「本当に彼で最後か疑念」

[ 2016年3月11日 11:24 ]

 巨人の高木京介投手が野球賭博に関与していた問題で、馳浩文部科学相は11日の閣議後の記者会見で「本当に彼で最後かと、あらためて球団に問いたい。疑念を拭うことはできない。日本野球機構(NPB)にも本当に巨人だけかと問いたい。しっかり対処していただきたい」と話し、徹底調査を求めた。

 巨人の賭博関与者の発覚は4人目で、NPBの調査委員会が究明に当たる。石川・星稜高の後輩の不祥事に「高校生の頃からよく知っているし、試合も応援した。母校の先輩として申し訳ない気持ちもある」として「関わっていた全員に厳罰を処していただきたい」と語った。

 遠藤利明五輪相は「不正行為は言語道断。きちんとうみを出し切ることが大事だ」と指摘した。

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2016年3月11日のニュース