山本由伸 6回無失点で勝利投手の権利得て降板 ベンチで大谷とハイタッチ!強烈投手返しもキャッチ

[ 2024年4月26日 06:58 ]

ナ・リーグ   ドジャース-ナショナルズ ( 2024年4月25日    ワシントン )

ナショナルズ戦に先発したドジャース・山本
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。見事な6回4安打無失点で勝利投手の権利を手にした。

 初回、オリックス時代の同僚・メネセスを見逃し三振に打ち取るなど3者凡退の立ち上がり。広めのストライクゾーンをうまく使い、1四球を挟んで3回1死まで無安打投球を続けた。

 3回1死二塁ではピッチクロック違反を取られたが、慌てることなく、この回も無失点。カーブやフォークを駆使し、4回の無死二塁も1点のリードを守った。

 5回には先頭・ロサリオに強烈なピッチャー返しを受けるが、顔面の真横で見事にキャッチ。敵地ながらも好プレーに拍手が沸き起こった。5回まで2安打無失点、6奪三振と安定した内容で、勝利投手の権利を手にした。

 6回には2死から一、二塁のピンチを招くが、5番のルイーズを遊ゴロに仕留めて、同点の危機を脱出。ベンチに戻るとロバーツ監督と握手を交わし、大谷もハイタッチで迎えた。この日のMAXは155.8キロ。97球で6回を7奪三振でまとめ、3試合ぶりに無失点投球で存在感を見せた。

 前回19日(同20日)のメッツ戦はメジャー最多6回、99球を投げ7安打4失点(自責3)、9奪三振と粘りの投球で初めてクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をクリアしたが、勝敗は付かなかった。

 課題の序盤に直球を痛打され、3回までに4失点。「もっと立ち上がりからいい投球ができるように」と悔しさをにじませつつも「いいところも徐々に出てきていますし、勝てるようにしていきたい」と前を向いた。

 今季はここまで5試合に登板し、計22回で1勝1敗、防御率4・50となっている。

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