マエケン “精密機械”をバットで本気にさせた サク越え3発

[ 2016年3月11日 05:30 ]

打撃練習するドジャース・前田

 ドジャース・前田のバットが「精密機械」の異名を取るサイ・ヤング賞4度の名投手を本気にさせた。

 2日連続のフリー打撃に臨み、この日の打撃投手は編成本部長特別補佐のグレグ・マダックス氏。4球目を左越えへ柵越えとすると、そこから同氏は目の色を変え、変化球攻め。打撃が得意な前田は負けじと19スイングで3本の柵越えを放った。「いまいましい打撃しやがって」と冗談めかしたマダックス氏に対し「投手は打たれると悔しい。そういうスイッチが入ったんですよ」と前田はにんまり。10日(日本時間11日)は2度目の登板となるアスレチックス戦に先発する。(グレンデール・奥田秀樹通信員)

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2016年3月11日のニュース