タイガース左腕、メジャー初打席で本塁打!高校以来のスイングで快挙

[ 2015年8月20日 15:22 ]

タイガースのダニエル・ノリス投手(右)はメジャー初打席本塁打を放ち、チームメートに迎えられる (AP)

インターリーグ タイガース15―8カブス

(8月19日 シカゴ)
 タイガースの先発左腕ダニエル・ノリス投手(22)が19日、シカゴでのカブス戦でメジャー初打席本塁打をマークした。

 ノリスは1―0とチームがリードして迎えた2回の第1打席、2死一塁の場面でメジャー屈指の左腕レスターが投じた151キロのストレートを強振。快音を残した打球はセンターフェンスを超える2ランとなった。

 米メディアによると、投手が初打席で本塁打を記録するのは史上19人目。指名打者制を採用するア・リーグに所属しているタイガースは投手が打席に立つこと自体が少なく、同球団の投手が本塁打を放つのは、05年6月8日に西武にも在籍していたジェーソン・ジョンソンが記録して以来。さらにナ・リーグ本拠のリグレー・フィールドでア・リーグの投手がレギュラーシーズンに本塁打をマークしたのは史上初だという。

 7月末にブルージェイズから移籍したノリスは左打ちで、オースマス監督の話では同投手が打席に立つのは高校以来だったという。しかし、前日18日の打撃練習では、打球をリグレー・フィールドのライト後方にあるスコアボードに直撃させ、チーム関係者を驚かせていた。

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