清宮に聞く「自分のスタイルを変えず、軸をぶらさずに」

[ 2015年8月20日 05:30 ]

<早実・仙台育英>仙台育英に敗れ、目を真っ赤にし涙ながらに甲子園を去る早実・清宮

第97回全国高校野球選手権第13日・準決勝 早実0―7仙台育英

(8月19日 甲子園)
 【早実・清宮に聞く】

 ――佐藤世の印象は?

 「打てないというわけじゃなかった。良い場面でチーム全体としてヒットが出れば勝てた試合だった」

 ――好投手だった。

 「ああいう投手を倒していかないと、と痛感した。全国制覇はできないんで。自分たちはまだまだだった」

 ――初めての甲子園はどんなものだったか。

 「たくさんの方に支えられてきた優しさとかを思い知る大会だった」

 ――今まで味わったことない悔しさ?

 「今までここまで来て、負けるとかっていう経験はあまりない。ここまで泣いたこともない」

 ――ますます注目される。

 「重々承知している。打てない時は厳しい声が来るのも分かっている。自分のスタイルを変えず、軸をぶらさずに。結果出した時に声を掛けてくださるのはうれしいんで、それを糧に頑張っていきたい」

 ――野球とは。

 「自分の人生においても自分の全て。野球がなかったら自分はない」

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