巨人サヨナラで0・5差接近!菅野完投で母校の甲子園Vに花添える

[ 2015年8月20日 21:01 ]

<巨・神>8回2死一、二塁 ゴメスを三振に打ち取りガッツポーズの菅野

セ・リーグ 巨人2―1阪神

(8月20日 東京D)
 巨人は先発の菅野が9回を6安打1失点8奪三振と好投、首位・阪神にサヨナラ勝ちし、3連勝で0・5ゲーム差に接近した。菅野は7月24日の広島戦以来となる今季9勝目(8敗)。

 この日、夏の甲子園で菅野と原監督の母校でもある東海大相模(神奈川)が45年ぶりに優勝。「後輩の活躍を刺激にして先輩の意地を見せたい」と話していた菅野は自身4試合ぶりの白星で母校の優勝に花を添えた。

 2回に2死一塁から小林の左中間適時二塁打で先制点をもらったが、4回に先頭の福留に右越え18号同点ソロを被弾。だが、5回に3者連続三振を奪うと、6回以降は得点圏に走者を背負いながらも気迫の投球。6回2死二塁でゴメスを空振り三振、7回2死三塁では鶴岡をニゴロ、そして8回2死一、二塁でもゴメスを空振り三振、そして9回1死二塁は俊介を右飛、代打・新井を中飛に仕留めてピンチを切り抜け、味方の反撃を待った。

 その力投に打線も応える。1―1の9回、死球と犠打エラー、立岡の右前打で無死満塁とし、1死後、坂本が守護神の呉昇桓から左中間へサヨナラ打を放った。

 阪神は先発の藤浪が8回までに12奪三振を奪う力投を見せたが、打線が援護できず、藤浪も9回に力尽きた。

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