菅野、9回1失点9勝目!東海大相模の後輩に「意地見せたいと…」

[ 2015年8月20日 21:33 ]

<巨・神>9回1死満塁 サヨナラ打を放った坂本(背中)に抱き付く菅野

セ・リーグ 巨人2―1阪神

(8月20日 東京D)
 年齢は5歳上ながら同じプロ3年目の阪神・藤浪と壮絶な投げ合い。サヨナラ勝ちで激闘にピリオドが打たれ、巨人・菅野が4試合ぶり白星となる今季9勝目を手にした。

 「(最後は)絶対に打ってくれると信じていました。本当に感謝しています。正直、疲れましたけど、前回悔しい思いをしているので…本当にうれしいです」

 13日のDeNA戦(東京D)では8回まで2安打に抑えていながら2―0の9回に3点を失って逆転負けと悔しい思いを味わった。7月24日の広島戦から白星に見放されていたが、この日だけは負ける訳にはいかなかった。

 自身の、そして原監督の母校である東海大相模が45年ぶりに夏の甲子園を制覇。「後輩たちの優勝が自分の励みになった。しっかり意地を見せたいと思っていた」という菅野は後半ピンチの連続となったが、気迫の投球で乗り切った。

 3・5ゲーム差で迎えた首位・阪神との3連戦で3連勝し、1・5ゲーム差に接近。原監督は「3つ取りにいって、いい一つ一つが積み重なって3つ取ることができた」と笑顔。菅野についても「逃げることなく攻めていた」と称えた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月20日のニュース