小久保 秋山監督抜き最年長MVP受賞「すみません!監督」

[ 2011年11月20日 22:20 ]

日本一に輝き、ファンの声援に応えるMVPを獲得したソフトバンクの小久保

日本シリーズ第7戦 ソフトバンク3-0中日

(11月20日 ヤフーD)
 MVPに輝いたのはソフトバンクの“キャプテン”小久保だった。「いやぁ~もう言葉になりません。9回は夢心地で守ってました。最高です!」。お立ち台に立った背番号「9」は8年ぶりの日本一に酔いしれた。

 敵地・ナゴヤドームでの第4戦、第5戦で先制打を放つ活躍。ただ、前日の第6戦は3打数1安打、この日も4打数無安打と活躍できなかっただけに「なんでオレが、と思っている人も多いでしょう。日本一になれたのはみんなの力。ボクが代表して(賞を)いただいただけなので、みんなにお返ししたいと思います」と話し、球場を沸かせた。

 開幕戦の骨折からスタートし、日本シリーズでのMVP締め。「忘れることのできない2011年になりました」と振り返る。40歳でのMVP獲得は1999年の秋山(ダイエー、現ソフトバンク監督)の37歳を抜く、最年長受賞。そのことを知らされ「すみません!監督」と叫び、再び球場を沸かせた小久保。「もう長くない野球人生なので最高の思い出になりました」と喜んでいた。

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