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落合監督勝利の逆方程式「これしかない」

<ソ・中>日本一へ逆王手をかけた落合監督はドアラとともにスタンドの信子夫人へ手を振る

日本シリーズ第6戦 中日2―1ソフトバンク
(11月19日 ヤフーD)
 オレ竜、逆王手だ!コナミ日本シリーズ2011は19日、第6戦を行い、中日が2―1でソフトバンクに勝利。対戦成績を3勝3敗のタイに戻した。

 エース・吉見一起投手(27)が7回2/3を1失点と力投すると、最後は継投で逃げ切った。中日の勝利は3試合全て敵地での2―1。今季限りで退任する落合博満監督(57)は8年間の集大成として、20日の第7戦で自身2度目の日本一を目指す。

 今年の落合竜を象徴する1点差勝利だった。初回の2点以降は9回までチャンスらしいチャンスはなし。辛勝にも見えるが、これこそがリーグ最低打率、最低得点でセ・リーグを制した中日の野球だった。勝った3試合はいずれも敵地で、スコアは全て2―1。自分たちのスタイルを貫き、逆王手をかけた。

 「あしたは2011年の最後の試合。本当の天王山。そこに持ち込めたのは選手のおかげ。ビジターが全勝?なんとなくそういう気がしていた。理由は私もよく分からないが、動きを見ればのびのびやっているから」

 今季限りでの退任が決まっている落合監督にとって、負ければユニホームを脱ぐことになる崖っ縁の一戦。勝負どころと見た指揮官が動いたのは、1点リードの8回だ。好投を続けていたエース・吉見が8回2死から代打・カブレラに右前打を許すと、ベンチを出た。左の川崎を迎え、守護神・岩瀬を今季初めて8回に投入した。その左腕を9回2死まで引っ張り、最後は右の内川のところで浅尾に交代。本来はセットアッパーを務める右腕は3球で一邪飛に打ち取り、日本シリーズ初セーブを挙げた。

 イニングをまたいでの岩瀬―浅尾の継投は初めて。「浅尾、岩瀬の順番は関係ない。一つも負けられないのだから。勝つためのことを考えれば、この選択しかない」。レギュラーシーズンでの1点差試合33勝(22敗)は両リーグ最多。このうち1―0、2―1が計16試合を占める。ロースコアでの接戦の勝利こそ、落合野球の真骨頂なのだ。

 8年間の監督生活の集大成となる第7戦は、文字通りの総力戦となる。日本シリーズ史上初めて第6戦まで全てビジターチームが勝利するという「外弁慶シリーズ」。勝利に誰よりも貪欲なオレ流監督に、日本一への風は吹いている。

[ 2011年11月20日 06:00 ]

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