【デュアルモーグル】王者キングズベリー「キャリア最高のライバル」称えられた堀島も「偉大な王者」

[ 2026年2月15日 23:40 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第10日 フリースタイルスキー   男子デュアルモーグル ( 2026年2月15日    ビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

<ミラノ・コルティナ五輪 フリースタイルスキー男子デュアルモーグル>金メダルのキングズベリー(右)を称える堀島行真(右から2人目)(撮影・小海途 良幹)
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 2選手が併走する対決方式の新種目デュアルモーグルは男子が行われ、堀島行真(28=トヨタ自動車)が銀メダルを獲得した。決勝では五輪は今大会が最後となるミカエル・キングズベリー(カナダ)と対戦。ターンの大きなミスがあって敗れ、「一番プレッシャーのかかる選手と当たり、ミスを招いてしまった」と振り返った。

 33歳の“王様”キングズベリーとは、これまでシングルモーグルも含めて何度も争ってきたライバル。レース直後に2人だけで交わした会話の内容を問われると、「次の4年も頑張ってほしい」とエールを送られたそうで、「決勝で戦うことができて、自分の全てを出そうとした。最後に倒して勝って終わりたかった悔しさは、正直強くある」と五輪でのラストチャンスをものにできなかった悔しさをにじませた。

 メダリスト会見では、先に質問に答えたキングズベリーが「私のキャリアで最高のライバルであるイクマと、五輪の決勝という舞台で戦えたこと、そしてそこで勝てたこと。これ以上のエンディングはないと思う。夢のよう」と話した。

 続けて「彼は間違いなく、私がこれまで戦ってきた中で最もタフで、最も才能のある相手だった。彼がいたからこそ、私は引退を考えずに、ここまでレベルを上げ続け、モチベーションを保つ必要があった。心から感謝しているし、私が去った後、これからのモーグル界を背負って立つのは間違いなく彼だと確信している」と称えた。

 五輪王者の言葉を隣で傾聴した堀島も、「(その言葉は)本当に光栄に思う」と感謝。「僕も彼がいたからこそ、ここまで強くなれたと思うし、彼の背中をずっと追いかけてきて、追いつけそうで追いつけない、本当に偉大なチャンピオンだなというのを今日、滑り終わった瞬間にあらためて感じた。彼がいなくなるのはライバルとして目標を失うようでさみしいが、彼が言ったように、この競技を引っ張っていけるような、誰もが認めるチャンピオンになりたい」と誓いを立てた。

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