【ジャンプ】丸山希、メダルならず…LHは8位「楽しんで飛べたので満足」1回目7位から巻き返し狙うも

[ 2026年2月16日 04:28 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第10日 ジャンプ   女子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS141メートル) ( 2026年2月15日    プレダッツォ・ジャンプ競技場 )

悔しそうな表情を浮かべる丸山(AP)
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 ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプの女子個人ラージヒル(ヒルサイズHS=141メートル)が15日(日本時間16日)に行われ、個人ノーマルヒル銅メダルの丸山希(27=北野建設)は128メートル、125メートルの合計257.0点で8位に終わり、今大会3個目のメダル獲得はならなかった。

 悪条件だった1回目は128メートルとK点まで伸ばしたものの、125.6点で7位。メダル圏内と6.2点差とした。切り替えて臨んだ2回目も125メートルと記録を伸ばせなかった。

 丸山は7日の個人ノーマルヒル、10日の混合団体で銅メダルを獲得。98年長野大会の船木和喜、今大会の二階堂蓮に続き、3人目のジャンプの日本勢で1大会3個のメダル獲得、女子では史上初の快挙を狙ったが、届かなかった。

 今季、未勝利だった丸山の才能が一気にブレークした。背景には昨季から取り組む足裏の感覚を重視した助走の改善がある。今季初勝利から6勝を重ね、初の五輪での舞台では個人ノーマルヒルと混合団体の2つの銅メダル。「まさか2つもゲットするとは」と笑ったが、活躍は必然だった。

 昨夏から助走を見直したことが、圧倒的な飛距離につながっている。足裏の感覚を重視し、重心位置が安定するよう練習を積んだ。「だんだん体が覚えてきて、考えなくてもできるようになってきた」と丸山。助走姿勢も低くなり、踏み切りでより力を伝えられるようになった。

 そんな27歳にも弱点がある。ジャンプ以外の趣味がないため、作山憲斗コーチから見つけるよう言われた。今年初めて遠征にゲーム機を持参し、頑張ってプレーしたもののハマらず。「もう売ってもいいかな」と笑うほど競技一筋の性格だ。

 前回北京は、直前に左前十字靱帯(じんたい)断裂などの大ケガを負った。出場がかなわなかった祭典をテレビで観戦。その光景は今も胸に残っている。それは普段のW杯とは違う、ライバルたちの硬い表情。「五輪ってそんなに違うんだ。だからこそ、楽しんで飛びたい」。やっとたどり着いた夢舞台だったが、3個目のメダルとはならなかった。

 ▼丸山 コンディション的に難しい状況だったが、楽しんで飛べたので満足している。15点差くらいだったので、ノーマルに比べてラージはリカバリーがきくのでいけるかなと思っていた。順位を落としてしまって悔しい結果ではあるが、やりたいことに挑戦できたジャンプだったので良かったかな。

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