男子バスケ日本代表 伊藤強化委員長「ホリスティックなバスケットが必要だと」監督交代理由を説明

[ 2026年2月3日 18:10 ]

日本バスケットボール協会の伊藤拓摩強化委員長
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 日本バスケットボール協会(JBA)は3日、男子日本代表監督を務めたトム・ホーバス氏(59)との契約終了と、今後の強化体制に関する会見を都内のホテルで開いた。島田慎二会長と、伊藤拓摩強化委員長が出席。伊藤強化委員長が交代に至った理由を説明した。

 新監督にはBリーグ琉球監督の桶谷大氏(48)が就任することを発表。異例の時期での電撃的な監督交代となったが「私が10月に強化委員長に就任し、日本のバスケットと世界のバスケットを研究し、日本の戦い方や強化の仕方を決めていく中で、専門家の意見を多く取り入れる“ホリスティック(包括的)”なバスケットが必要だと考えました。こちら側から多くのアジャストメント(調整)や変化をお願いする場面が出てきます。しかし、ホーバス・ヘッドコーチはこれまでの素晴らしい経歴があり、自身のコーチング理念もしっかり持たれている方です。その理念を曲げてまで強要するよりも、新しい体制でスピード感を持って進めることが大切だと判断しました」と強調した。

 女子、男子の監督として実績を残したホーバス氏に敬意を表しながら「ホーバス・ヘッドコーチに対応力がないということでは決してありません。私たちが新しいものを築き上げるという点がポイントです。ヘッドコーチは強い理念を持って“こういうバスケットがしたい、こういう教え方をしたい”という思いがあります。そこを曲げてもらう可能性が出てくることは、会長が申し上げた通りリスペクトに欠けるのではないかと考えました。ホーバス氏は素晴らしい人であり素晴らしいコーチであることを認めた上で、世界のバスケットが変わり、日本の選手たちも進化している中で、日本のバスケットもさらに進化しなければならないという決断です」と説明した。

 

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