炎鵬の関取復帰は持ち越し「まだまだ相撲人生は続いていく」左足負傷も休場の選択は「一切なかった」

[ 2026年1月24日 08:05 ]

大相撲初場所13日目 ( 2026年1月23日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所13日目>浴びせ倒しで延原に敗れた炎鵬(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 幕内経験者で東幕下11枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜部屋)が東54枚目の延原(23=二子山部屋)との全勝対決に敗れ、6勝1敗で今場所を取り終えた。

 相手の細かい突っ張りをかいくぐって中に入って出ていくと右上手投げで振られて残された。今度は炎鵬が左からすくい投げを打ちにいったが、そこで体を寄せられて浴びせ倒しで敗れた。「今日はいつも以上に勝ちたい気持ちが強かったですね」。幕下優勝と再十両昇進が懸かった大一番。脊髄損傷の大ケガから奇跡の復活を遂げてここまで来たが、序ノ口転落を経ての関取復帰はお預けとなった。

 6番相撲で勝った直後、土俵下へ転落した際に左足を負傷。まともに歩くことができず足を引きずりながら引き揚げており、7番相撲の出場は難しいかと思われていた。それでも休場する考えは「一切なかった」ときっぱり。「自分に勝てなかった。たくさんの方が支えてくれて土俵に立てたので…勝てなかったことが申し訳ないですね」。決死の覚悟でつかみに行った白星に惜しくも届かず、悔しさを押し殺した。この日、関取復帰が懸かる炎鵬への大声援はいつも以上に大きく、敗れた直後も場内からは万雷の拍手。「声援が背中を押してくれました」と感謝した。

 来場所の関取復帰はかなわなかったが、東11枚目で6勝を挙げたため来場所は3枚目以内まで番付を上げることが確実。「これからもまだまだ相撲人生は続いていく。これで終わりではないので、この負けを力にさらに強くなりたいなと思います」。日常生活すらままならない状態から関取復帰目前までたどり着いた炎鵬の復活劇。前例のない挑戦は、必ず達成するまで続いていく。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月24日のニュース