【玉ノ井親方視点】大の里が横綱相撲 負けた安青錦も千秋楽は切り替えてくるだろう

[ 2026年1月24日 19:44 ]

大相撲初場所14日目   ○熱海富士(浴びせ倒し)霧島●  ○大の里(押し倒し)安青錦● ( 2026年1月24日    両国国技館 )

<初場所14日目>安青錦(右)を押し倒しで破る大の里(撮影・郡司 修)
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 大の里が横綱相撲を取った。九州場所で痛めた左肩の影響で、今場所はなかなか調子が上がらず苦しんでいたが、ここにきて確変した感じだ。まだ左を使えていない印象はあるが、右喉輪だけで相手を吹き飛ばす圧力のすさまじさを、あらためて見せつけられた。大関が腰から崩れ落ちる負け方をするとは予想もできなかった。

 安青錦にすれば、左でまわしをつかんで何とか食い下がろうと思っていたはず。しかし、全く何もさせてもらえなかった。完敗だった。もともと馬力があって、一気に前に出てくる相手を苦手にしているが、その中でも大の里の圧力は桁違い。それだけに、なかなか勝機を見いだすことができないのだろう。

 一方、安青錦と3敗で並んだ熱海富士は霧島を相手に良い相撲を取った。12日目の安青錦戦で敗れてはいるが、その後しっかり盛り返している。この日も外四つの形でぐいぐい前に出て元大関を圧倒した。

 注目の千秋楽は、本割で3敗の2人がいずれも敗れると、4敗の大の里にも逆転の目が出てくる。ただ、安青錦は気持ちを切り替えて琴桜戦に臨むだろうし、熱海富士も今の状態なら本割は勝ちそうだ。そうなると決定戦の可能性が高いとみているが、さてどうだろう。(元大関・栃東)

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