【柔道GS東京】阿部一二三が薄氷の大逆転勝利で場内大歓声!準決勝は世界王者・武岡毅と初の直接対決へ

[ 2025年12月7日 12:25 ]

柔道グランドスラム(GS)東京大会最終日 ( 2025年12月7日    東京体育館 )

<パーク24presentsグランドスラム東京2025>男子66キロ超2回戦。アダム・ジャザン(下)を投げる阿部一二三(撮影・河野 光希)
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 男子66キロ級で五輪2連覇の阿部一二三(28=パーク24)が薄氷の勝利で準決勝進出を決めた。

 1回戦は不戦勝で勝ち上がり、2回戦はジャザン・アダム(イスラエル)に豪快な大外刈りで一本勝ち。準々決勝は、キム・チャンヨン(韓国)と対戦した。互いに指導2つが与えられて試合開始から2分20秒が過ぎた時、相手の浮き落としで技ありのポイントを取られた。あわや一本負けの危機的状態に場内は騒然。その後は積極的に技を仕掛けるもなかなか決まらなかった。試合時間は残り13秒。飛びつくように相手に密着して接近戦に持ち込むと、残り2秒で横落としを繰り出して技ありを奪い返して追いついた。そして横四方固めで抑え込んで合わせ一本。劇的な大逆転勝利に、場内は大歓声に包まれた。

 準決勝は、今年6月の世界選手権を制した武岡毅(26=パーク24)と対戦する。決勝進出を懸け、同門の五輪王者と世界選手権王者が初めて激突する。

 阿部一二三は今年6月の世界選手権で、同階級の国際大会では6年ぶりとなる黒星を喫して3位。「負けた時こそ初心に戻れた。自分の中でリセットされた感じ。ロス五輪で3連覇するために新しい気持ちでまた再出発」と、敗戦を糧にこの半年間立て直してきた。大会前には「負けから得られるものは大きかった。より自分の柔道に隙がなくなったと思う。それは試合で見てほしい」と話しており、さらに進化した姿を示すことを誓っていた。

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