池江璃花子 ロス五輪新種目50mバタでメダル狙うぞ! 「帰ってきた世界のスプリンターになる」

[ 2025年7月22日 04:30 ]

水泳世界選手権・競泳部門は27日開幕

<競泳日本代表選手壮行会>意気込みを語る池江(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 水泳世界選手権(シンガポール)の競泳は27日から始まる。競泳日本代表の壮行会が21日、東京都内で行われ、女子バタフライ2種目に出場する池江璃花子(25=横浜ゴム)ら8選手が出席。競泳陣の主将を務める池江は「目標は“帰ってきた世界のスプリンター”になること。50メートルバタフライはメダルを意識している。スプリンターとして通用する泳ぎを本番でできれば」と4度目の出場で自身初のメダル獲得に照準を定めた。

 50メートルバタフライは昨夏のパリ大会まで非五輪種目だったが、4月の国際オリンピック委員会理事会で28年ロサンゼルス大会からの実施が決定。3月の選考会で出した25秒41はベスト記録の比較で今季世界4位で、2位のパーキンス(オーストラリア)と0秒05差、3位のダグラス(米国)と0秒02差。メダルは手の届く位置にある。

 選考会後は活動拠点のオーストラリアに戻り、同国や欧州での大会に出場。順調な調整状況を物語るように、この日も終始笑顔で「私も代表10年目。ベテランと言われるようになったが、若手をむしろ引っ張っていけるような選手でありたい」と宣言。大惨敗を喫したパリ五輪後、大幅に若返った代表34人の大所帯を、競技結果でも引っ張る覚悟を示す。

 19年に白血病の罹患(りかん)が発覚し、過酷な闘病生活を乗り越えて復帰。昨年9月には完全寛解を公表したが、50メートルバタフライの自己ベスト(日本記録)は17歳だった18年6月に出した25秒11のままだ。だからこそ“帰ってきた”には「世界のトップ」、そして「過去の自分」と2つの意味を込める。集大成とするロス五輪まで3年。「新たな競泳日本がここからスタートする」と話した池江の競技人生最終章も、シンガポールでスタートする。 (阿部 令)

【400m個メで世界一へ 松下“AI超え”レースを】
 パリ五輪で日本勢唯一となる銀メダルを獲得した男子個人メドレーの松下知之(東洋大)は「得意種目が400メートル個人メドレー。最も過酷な種目と言われているので、この種目で世界一になりたい」と力強く語った。本番では五輪王者で世界記録保持者のマルシャン(フランス)に前半から食らい付く積極策を宣言したものの、大会を中継するテレビ朝日が導入したAIに助言を求めると、「前半は我慢と粘りの泳ぎを」と真逆の回答が出てきて苦笑い。それでも「AIを超えるレースをしないといけない」と話し、観客から大きな拍手を浴びた。

続きを表示

この記事のフォト

「池江璃花子」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年7月22日のニュース