フィギュア鍵山 豪快イナバウアー披露 五輪へ向け猛省「最終的に五輪の舞台で完成させたい」

[ 2025年7月22日 04:00 ]

フィギュアスケート みなとアクルス杯 ( 2025年7月21日    名古屋市・邦和みなとスポーツ&カルチャー )

 男子フリー イナバウアーを披露する鍵山優真=名古屋市
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 男子フリーでは、22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)がショートプログラム(SP)に続きトップの181・66点を出し、合計277・33点で優勝を飾った。イタリアの名作オペラ「トゥーランドット」を初披露し、来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ向け第一歩を踏み出した。山本草太(25=MIXI)が合計255・10点で2位だった。

 壮大な演目とともに、鍵山が五輪シーズンを力強く踏み出した。大技フリップこそ回避したが、冒頭の4回転サルコーでは出来栄え評価(GOE)で4・85点を引き出す完璧なジャンプ。続く単発の4回転トーループも決めた。06年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香も使用したナンバーで、豪快なイナバウアーも見せた。「前半は落ち着いてできたが、後半は一瞬“きつい”と思い、ガタガタ崩れてしまった。まだまだ自信が足りない」と振り返った。

 五輪シーズンは数多くの試合をこなしながら精度を高めていく方針。7月の段階で初戦を迎えることになったが「結果は求めすぎない中でも(合計)300点近くは出したかった。フリップがなくてもフリー200点に届く構成にしている。今日の失敗はもったいなかった」と語り、猛省を忘れない。名作で挑む自身2度目の五輪へ「最終的に五輪の舞台で完成させたい。日々イメージしながら、勝手に鳥肌を立たせて(曲を)聴いている」と思い描いた。 (大和 弘明)

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