大栄翔が若元春を圧倒!関脇以上全員を相手に5勝1敗の好成績「強い相手に勝てると自信に」

[ 2024年5月17日 20:35 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2024年5月17日    東京・両国国技館 )

<大相撲夏場所6日目>若元春(右)を突き倒しで破る大栄翔(撮影・藤山 由理)
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 西前頭筆頭の大栄翔(30=追手風部屋)が関脇・若元春(30=荒汐部屋)を破って5勝目を挙げた。

 鋭い立ち合いから強烈な突き放しで一気に土俵際まで押し込むと、回り込もうとした若元春の足が流れて勝負あり。わずか2突きの突き倒しで快勝。「良い立ち合いができた。当たれているし落ち着いて攻めている」と会心の内容だった。

 ここまで6日間で横綱、大関、関脇との対戦が全て終了(照ノ富士戦は不戦勝。貴景勝は休場のため対戦なし)。5勝1敗と地力の高さを示し「強い相手に勝てるというのは自信になる」と充実感をにじませた。

 昨年は6場所中4場所で2桁勝利を挙げるなど好成績続きで三役の座を維持していたが、先場所の負け越しによって約1年間継続していた大関獲りが白紙に。「1場所でも早く戻りたいという悔しい気持ちが強い」。8場所ぶりの平幕から再起を期す“次期大関候補”が、悔しさを糧に一回り強くなって帰ってきた。

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