渋野は連日のパープレーで暫定43位「苦しいラウンドだったけど何とか耐えられた」 シェブロン選手権

[ 2023年4月22日 06:38 ]

米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第2日 ( 2023年4月21日    米テキサス州 カールトンウッドランズ・クラブ=6824ヤード、パー72 )

10番、第1打を放つ渋野(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 37位から出た渋野日向子(24=サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り通算イーブンパーで第2ラウンドを終えた。ホールアウト時点で43位に後退した。

 ラウンド後、WOWOWのインタビューでは「苦しいラウンドだったけど、何とか耐えられました」とほっとした表情で話した。

 第2ラウンドは悪天候の影響でスタートが約2時間遅れた。インから出た渋野は10番で第2打がグリーン左のラフに外れ、アプローチも寄せきれず、いきなりピンチを迎えたが、4メートルのパットをねじ込みパーを拾って滑り出した。11番でも第2打でグリーンを捉えきれなかったが、アプローチを寄せてパーでしのいだ。

 序盤2ホールのナイスパーセーブで流れをつくった渋野は「あそこをパーを乗り切ったのはかなりでかかった」と振り返った。

 最初のチャンスは14番パー4だった。3・5メートルのパットを沈めてバーディーを先行させた。しかし、波に乗れない。続く15番で第2打をグリーン右の池に入れてボギーを叩いた。

 後半の1番でも第2打をグリーン左のバンカーに打ち込み、バンカーショットを寄せきれず、4メートルのパーパットが決まらず、スコアを落とした。

 それでも気持ちを切らさず、パー5の4番で第2打を花道まで運び、アプローチをピン側に寄せてバーディーを奪い、パープレーにまとめた。

 パーオンは18ホール中10ホールと苦しみながらも、27パットに収めるなど小技でしのいだ渋野。「アプローチが頑張ってくれた。微妙なパーパットも決めきることができて良かった。あと2日プレーできるのが嬉しい。しっかり上だけ見て頑張りたい」と笑顔を見せた。

続きを表示

2023年4月22日のニュース