BL東京リーチ・マイケル、昨季王者の埼玉を「崩すことができなかった」　今後はW杯へ「つくり上げたい」

ラグビーリーグワン最終節   BL東京22－34埼玉 （ 2023年4月21日    秩父宮 ）

＜BL東京・埼玉＞埼玉に敗れぼう然とするリーチ（撮影・篠原　岳夫）
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　5位のBL東京（旧東芝）は首位の埼玉（旧パナソニック）に22―34で敗れ、6敗目（10勝）を喫した。勝ち点48のままで、上位4チームで争うプレーオフ（PO）進出ならず。No・8のリーチ・マイケル（34）は「力の差は感じないけど、ゲームマネジメントとミスするエリア、規律の良さ、チームのスタンダードが違う」と肩を落とした。

　前半は3連続トライを許し、攻撃面は無得点。規律の乱れやミスも重なり、キック攻防にも対抗できなかった。7点差以内の負けならPO進出の望みがあり、後半は3トライなどで追い上げたが及ばず。リーチは「反則を繰り返して（相手を）崩すことができなかった」と反省した。

　今季はチームの主力にケガが相次いだ中、リーチは全16試合に出場。「休まずにここまで来られた。それがいいのか、どうなのか、分からないけど、休むより継続して動いた方がいい」と話した。

　今秋にはW杯フランス大会が控える。自身4度目の大舞台を目指し、今後は休養や個人トレーニングを経て、日本代表の合宿に入る。「4日間くらい休んで、もう一回、（コンディションを）つくり上げたい」と語った。