霧馬山が合流「久しぶりにみんなで稽古して良い感じ」12番の申し合いで好感触

[ 2023年4月15日 15:29 ]

大栄翔(左)と申し合い稽古を行う霧馬山(撮影・前川 晋作)
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 大相撲春巡業が15日、神奈川県藤沢市の秋葉台文化体育館で行われた。春場所で初優勝を果たした関脇・霧馬山(26=陸奥部屋)がこの日から巡業に合流し、申し合い稽古では春場所の優勝を争った小結・大栄翔(29=追手風部屋)や関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)らと計12番取った。

 右ふくらはぎにばい菌が入って化膿(かのう)する「フルンケル症候性神経痛」で今月上旬の巡業を休場。症状は春場所の10日目あたりから出ており「足に熱があって夜あまり寝られなかった」というほどだった。現在は「だいぶよくなっているので問題ない」と回復。4日前から荒汐部屋で実戦稽古を再開した。

 この日の稽古では、大栄翔、豊昇龍、琴ノ若、高安、北勝富士、竜電、錦木、平戸海、武将山、朝乃山の10人を相手に12番取って7勝5敗。いろいろなタイプの相手と肌を合わせ「久しぶりにみんなで稽古して、良い感じですね」と好感触を得た。調整が遅れた分、回復具合は「60%ぐらい」。大関獲りに挑む夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)まで1カ月を切り「ここからまた一生懸命稽古して体を戻してやっていく」とギアを上げていく。

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2023年4月15日のニュース