初V狙う岩井明愛が1打差2位で最終日へ「みなさんを驚かせるプレーをしたい」

女子ゴルフツアー　　KKT杯バンテリン・レディース第2日 （ 2023年4月15日    熊本県　熊本空港CC＝6523ヤード、パー72 ）

＜KKT杯バンテリンレディス2日目＞2番、ティーショットを放つ岩井明愛（撮影・岡田　丈靖）
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　双子姉妹の姉・岩井明愛（あきえ、20＝Honda）が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位と1打差の2位と好位置を維持した。昨季2勝を挙げた妹の千怜（ちさと、同）に続く初勝利をつかみ、ツアー史上初の双子姉妹優勝を目指す。70で回った申ジエ（34＝韓国）が通算8アンダーで単独首位を維持した。

　リベンジのバーディーだった。日没間近だった最終18番パー5、残り228ヤードの第2打を3Wでグリーン奥カラーまで運んだ。前日は池に入れてボギーを叩いたホール。パターで打った6メートルのイーグルトライこそ外れたが、持ち前の攻めの姿勢を貫き1打差の好位置をキープした。「自分のプレーに集中していた。1打差まで来られたのは良かった」と小さくうなずいた。昨季2勝を挙げた妹・千怜とともにツアー史上初の双子姉妹Vがかかる最終日。「優勝はあまり気にせずに、みなさんを驚かせるプレーをしたい。がむしゃらに頑張りたい」と力を込めた。