渡辺倫果 8位で勝負のフリーへ「思い描く演技に近づけば」　四大陸選手権

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 （ 2023年2月9日    米コロラド州コロラドスプリングズ ）

渡辺倫果（撮影・長久保　豊）
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　女子SPで、GPファイナル4位の渡辺倫果（TOKIOインカラミ・法大）は65・60点で8位スタートとなった。冒頭のトリプルアクセルの着氷が乱れたが、後半の3回転ループを決め、スピン、ステップは全てレベル4を獲得した。

　「全日本、国体とSPが良くなかった。不安要素があって、標高も高くて体力が持つか不安だった」と演技前を振り返る。実際には3回転ループ後にエネルギーが残っており、力強くステップを刻み「力を使い尽くしてしまって、倒れそうになった」と苦笑いで話した。

　日本での練習からマスクを着用して練習するなど抜かりない準備をしてきた。「昨日、今日で標高に慣れつつある。フリーはどうなるか分からないけど、思い描く演技に近づけば」と切り替えた。